お見合いが終わって、帰り道にほっとひと息。「嫌な人ではなかった。でも、もう一度会いたいのかと聞かれると分からない」。交際希望の返事を前に、そんなふうに迷っていませんか。
この記事では、結婚相談所のお見合い後から、仮交際に進む返事を出すまでに絞って整理します。相手を採点するのではなく、自分の気持ちを担当者へ伝えられるようにするための振り返りです。
お見合い後の返事は、結婚相手を今すぐ決めることではない
交際希望は、相手をさらに知る段階へ進みたいという返事です。その場で結婚を約束することとは違います。ただし、軽い保留のつもりで出すものでもありません。成立したら、次に会う意思が自分にあるかを確かめておきたいところです。
「まだ好きではない」と「もう会いたくない」は分けて考える
短いお見合いでは、緊張していたり、仕事の話だけで時間が過ぎたりすることもあります。まだ恋愛感情がないだけなら、それだけで結論を急ぐ必要はありません。
たとえば、「話し方が穏やかだった。今度は休日の過ごし方を聞きたい」と思えるなら、もう一度会う目的があります。一方、「次に会う約束を想像するだけで苦しい」「相手に合わせて笑うのがつらかった」なら、その感覚も判断材料です。
条件が合っていることと、一緒にいて無理をしないことは別。年齢や職業が希望どおりでも、自分の気持ちを置き去りにしなくてよいのです。
迷う理由を「判断材料が少ない」と「無理をしている」に分ける
迷いを全部まとめて「相性が分からない」にしてしまうと、次の行動も決まりません。まず、分からなかったことと、実際に困ったことを分けてみましょう。
これは当サイトの整理例で、相性を判定する診断ではありません。三つが重なることもありますし、「①だから交際希望を出すべき」という意味でもありません。
沈黙より、沈黙のときの対応を振り返る
会話が止まった事実だけでは、相性は決められません。「少し考えてから答えてくれた」「こちらにも質問してくれた」など、その前後も思い出してみてください。
反対に、「人見知りだから仕方ない」と、気になったことを全部打ち消す必要もありません。「店員に強い言い方をした」「答えたくない質問を断っても繰り返された」など、具体的な行動はそのままメモして構いません。一度の様子だけで人格を断定せず、自分がどう感じたかも残します。
かんな式「お見合い後の振り返りメモ」
書くのは「話しやすさ・気になったこと・次に確認したいこと」の三つ。各欄一行からで十分です。「感じがよかった」「何となく違った」を、覚えている場面に置き換えてみましょう。
「仕事が忙しいと言っていた」は聞いた事実ですが、「結婚後も放っておかれそう」は、まだ確認していない予想です。予想が悪いわけではありません。ただ、二つを分けると、聞けば分かることなのか、自分が受け入れにくいことなのかを考えやすくなります。
空欄を無理に埋めなくても大丈夫。「次に聞きたいことが思い浮かばず、会いたい気持ちもない」と分かることも、振り返りの一つです。メモは自分と担当者で扱う範囲にとどめ、相手の氏名やプロフィール、会話の内容をSNSなどに載せないようにしましょう。
返答期限が近いときは、迷っている内容を担当者へ伝える
返事の期限は、所属する結婚相談所の案内を優先してください。IBJの公開ルールでは、返事は担当者へ、できれば当日中、遅くとも翌日13時までとされています。これはIBJの例であり、すべての相談所に共通する期限ではありません。出典:IBJ「お見合いのルール&マナー」(2026年10月11日確認)
期限の直前まで一人で考えるより、迷いが残った時点でメモを送り、相談できる時間を確認しましょう。担当者に相談しただけでは期限が延びたことにはなりません。返信がない場合は、指定された連絡方法を確認し、元の期限までにどう回答するかを決める必要があります。
交際希望・お断り・判断の相談を伝える例文
担当者への返事は、上手な文章より「自分の希望が分かること」が大切です。次の例文は、実際の気持ちと相談所の連絡方法に合わせて調整してください。
もう一度会いたい場合
「好きになれた」と言い切れなくても、再会したい理由があれば伝えられます。期待を大きく見せようとして、感じていないことまで書く必要はありません。
お断りしたい場合
相手を否定する言葉を並べず、結論を明確にします。詳細を担当者へ伝える場合は、「どこまで相手側に伝わるか」も確認すると安心です。感謝することと、交際を希望することは別です。
まだ判断を相談したい場合
この連絡は、返事を保留できる許可ではありません。すでに断る意思が固まっているなら、相談という形で結論を先延ばしにせず、その希望を伝えましょう。
お見合い後の返事でよくある迷い
「いい人だけど、ときめかなかった」だけで断ってもいい?
交際を希望しない選択もできます。ただ、ときめきがなかったことだけなのか、もう会いたくない理由があるのかを分けてみてください。もう少し知りたい気持ちがあるなら再会を考え、無理を感じるなら押し切らなくて大丈夫です。
担当者に「もう一度会ってみて」と言われたら?
そう勧める理由を聞いたうえで、自分の負担や気になる点も伝えましょう。「次に何を確認すると判断しやすいですか」と聞く方法もあります。助言を受けることと、必ず従うことは同じではありません。
返事を出したら、次に確認したいことを一つ残そう
もう一度会うことになったら、メモの中から聞いてみたいことを一つ選んでおきましょう。初回から結婚生活の条件をすべて確認しようとせず、会話の中で少しずつ相手を知る準備にします。
お互いが交際を希望し、仮交際が成立した後の進め方は、「仮交際は何人まで?お見合いから真剣交際へ進むタイミングと断り方」で整理しています。
お断りする場合も、「次のお見合いでは、話しやすさをここで確かめたい」と一つ残せれば十分。今日の出会いを、よかった・だめだったの二択だけで片づけなくてよいのです。
まずは三つの欄を一行ずつ埋め、担当者への返答期限を確認する。その小さな整理から始めてみてください。



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