お見合いで相手の話が続き、自分のことを話せないときは、話の切れ目に「そのお話に関連して、私のことも少し話していいですか」と伝える方法があります。聞き役に徹することだけが、相手への気遣いではありません。一方、話す量だけで「興味がない」「自分勝手な人」とは決められません。この記事では、お見合いで話す隙がなく困っている女性に向けて、自分の一言を入れる方法と、順番が戻らないときの対応を紹介します。

「相手の話は聞けたけれど、自分のことはほとんど伝えられなかった」という読者の悩みを扱うよ。面白い話で割り込むのではなく、話す順番を少し作ることから考えてみよう。
相手の気持ちを当てるより、自分が話せる時間を作ろう
まず分けたいのは、「相手がどういう人か」と「今、自分が話せずに困っていること」です。相手の意図が分からなくても、自分も話したいと伝える理由にはなります。
ツヴァイの公式コラムは、自分の話ばかりせず相手の話も引き出すことを案内しています。また、聞き役になる場合も、自分の考えを伝えることに触れています。お見合いは、片方の話を最後まで上手に聞く試験ではなく、お互いを知っていく場と考えてみましょう。
出典:ツヴァイ「お見合い中の会話で気を付けるべきことは?話を盛り上げるコツ」(2026年10月27日確認)。会話の相互性に関する案内を参照しています。以下の例文・応答表は、公式の指定手順ではなく当サイトの提案です。
自分を知ってもらおうとして話が長くなっているのか、会話の区切りに気づいていないのかは、その場の情報だけでは確かめられません。「緊張しているだけだから我慢しよう」と好意的な理由を決めつけることも、「話が長いから脈なし」と結論づけることも、いったん分けておきます。
楽しんで聞けて、自分も話したいことを伝えられているなら、発言時間を同じにそろえる必要はありません。困っているのは話す量の差そのものより、自分が話したいときに話せないことです。以下の方法は、落ち着いて一言伝えられる場面で使うためのもの。怖さがあるときまで試す必要はありません。
話の切れ目に「受け止める→自分のことも話す」とつなぐ
相手の話がひと区切りついたら、聞いた内容に短く触れ、自分の話を始めたいと伝えます。さらに質問を重ねることだけを、会話の続け方にしなくて構いません。
- 一区切りを探す。エピソードが終わった、質問を返された、飲み物に手を伸ばしたなど、言葉が途切れたところを使う。
- 今の話を短く受け止める。「休日は山に行かれるんですね」など、実際に聞いたことに触れる。共感していないのに褒める必要はない。
- 自分の話を一つ添える。「私は近場を歩くのが好きです」のように、話したい内容を絞って伝える。
「割り込んでしまうかも」とためらうなら、「私のことも少し話していいですか」と前置きできます。ただし、毎回相手から許可をもらわなければ話せない、というルールではありません。自分が言いやすい入口として使ってください。
相手の趣味の話が続いたとき
「休日は山に行かれるんですね。そのお話に関連して、私の休日のことも少し話していいですか。私は近場を散歩して、お店を見つけるのが好きなんです」
相手と同じ趣味を持っているふりをしなくても、同じ「休日」という話題の中で自分のことを伝えられます。自分のエピソードを全部説明しようとせず、まず知ってほしいことを一つ話せば十分です。
仕事の説明が長く、知らない言葉が続くとき
「専門的なお仕事なんですね。詳しい仕組みはまだ分からないところもあるのですが、私の普段の仕事についても少しお話ししていいですか」
理解していない内容に「よく分かります」と合わせ続ける必要はありません。もっと聞きたいなら質問をしてもよいですが、すでに話す機会がなく困っているなら、質問を追加する前に自分の話を挟む選択ができます。
本記事の会話例は編集部作成です。実際の相談記録や体験談ではありません。趣味・仕事・気持ちの部分は自分に当てはまる内容へ置き換えてください。
自分が話し始めても相手の話に戻ったら、続きがあると伝える
話し始めた直後に相手のエピソードへ移ったときは、「今の話をもう少しだけ続けてもいいですか」と戻す方法があります。大きな声で張り合ったり、相手の話し方をその場で直そうとしたりしなくて構いません。
「自分もそうで…」と相手の話へ移ったとき
「共通するところがあるんですね。私の話がまだ途中だったので、もう少しだけ続けてもいいですか。そのあと、そちらのお話も聞かせてください」
後半は、相手の話も聞きたい気持ちがある場合だけ添えます。「そのあと聞きます」と約束することで、負担を増やす必要はありません。共通点を見つけて話が重なっただけなのか、発言の機会が戻らないのかも、同じことではありません。
話の切れ目が見つからないとき
「お話の途中ですみません。私のことも知っていただけたらと思っているので、ここで少しお話ししてもいいですか」
一言を入れると、一時的に会話の流れが止まることはあります。それでも、聞き役のまま終わるより希望を伝えてみたい人には選択肢になります。相手を試すためではなく、今の希望を伝えるための言葉として使いましょう。
切り出せず、そのまま終わってしまっても失敗ではありません。「言わなかった自分が悪い」と結論づけず、どの場面で入りづらかったかを後から整理できます。何度も言い方を変えて試すことを、自分への宿題にしないでください。

「もっと上手に相づちを打てばよかった」と、自分の聞き方だけを直そうとしなくていいよ。話したいと伝えたことと、そのあと実際に話せたかを分けて見てみよう。
かんな式|話す順番を作る応答表
選ぶ一言は、話の内容よりも「今どこで困っているか」で変えます。下の表は上から全部試す手順ではなく、その場に合う行を選ぶための整理表です。
| 今の場面 | 自分の一言 | 順番が戻らないとき |
|---|---|---|
| 相手のエピソードが一区切りついた | 「そのお話に関連して、私のことも少し話していいですか」 | さらに質問を足し続けず、自分も話したいことを短く伝える |
| 自分の話が途中で相手の話に移った | 「今の話をもう少しだけ続けてもいいですか」 | 何度も説明し直す義務はない。どんなやり取りだったかを後で整理する |
| 区切りが見つからず、ほとんど話せていない | 「お話の途中ですが、私のこともお伝えしたいです」 | 切り出せなければ無理に競わず、担当者への相談に回す |
| 伝えても遮られ、話し続けるのがつらい | 言えるなら「お互いにお話しできる形にしたいです」 | 相手を納得させるまで粘らない。終了や報告の相談へ切り替える |
この表が向くのは、もう少し相手と話してみたく、自分から希望を伝えられそうなときです。相手が聞く姿勢に変わることや、交際につながることを保証するものではありません。怖さや強い疲れがあるとき、すでに会話を続けたくないときは、応答の練習より自分の負担を減らすことを優先してください。
また、「自分の話ができない」ことと、「話したくない内容を聞かれる」ことは別です。過去の恋愛経験などを尋ねられて困る場合は、お見合いで過去の恋愛を聞かれたときの、答える範囲の伝え方で整理しています。
聞いてもらえないまま終わったら、担当者にはやり取りを伝える
担当者へは「話が長い人でした」だけでなく、自分が話そうとした場面と、その後のやり取りを伝えます。自分の感じた負担も添え、何を相談したいかを分けると、相談の目的が見えます。
- 場面:どんな話題が続き、何を話したかったか。
- やり取り:自分から何か伝えたか。相手はどう応じたか。切り出せなかったなら、そのまま書く。
- 相談したいこと:次回の伝え方、返答の判断、相手側に伝える内容や範囲など。
「今日のお見合いでは相手のお仕事の話が続き、私のことをあまり話せませんでした。『私の仕事についても少し話していいですか』と伝えて話し始めましたが、途中で相手の仕事の話に戻りました。話す機会を作りにくく、疲れたと感じています。交際希望の返答をする前に、この点を相談したいです」
これは、そのやり取りがあった場合の例です。声をかけられなかったなら「切り出すタイミングが分からず、聞いて終わりました」に変えます。正確な言葉を覚えていなければ、覚えている範囲の趣旨として伝え、回数や言葉を付け足さないようにしましょう。
相手の話が長かったことだけで、性格の診断や将来の関係を確定する必要はありません。一方で、こちらの話を否定する、希望を伝えると責めるといった言動があったなら、無理に前向きな感想へ直さず、その出来事を相談してください。怖さがある場合は、人のいる場所や会場スタッフに助けを求めるなど、安全を優先します。
相談所ごとの返答期限・報告方法は、所属先の案内を確認してください。担当者に相談を送っただけで、期限が延びたり正式な返答が済んだりするとは限りません。もう一度会うかの判断まで迷っている場合は、お見合い後の返事に迷ったときの振り返りメモへ。今回の一言がうまく言えたかどうかだけで、交際希望を決めなくて大丈夫です。
まとめ|自分も話したい気持ちを、一言にしてみよう
相手の話が続くときは、話の区切りに「私のことも少し話していいですか」と伝え、自分を知ってもらう機会を作る方法があります。話が戻されたら続きがあると伝える選択もありますが、何度も試して聞いてもらう責任を一人で背負う必要はありません。
次のお見合いに備えるなら、応答表から言いやすい一文を選んでみてください。すでに聞き役だけで終わってつらかったなら、場面・やり取り・相談したいことを短く残し、今の担当者に共有するところから始めましょう。
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